2014年04月10日

銀行ローン債権投資ファンド

「銀行ローン債権に投資するファンド、国内初 地銀など資金拠出」(日本経済新聞2014.4.6)

(記事一部引用)
 銀行のローン債権を投資対象とする国内初のファンドが発足した。ファンド運営・管理会社のトパーズ・キャピタル(東京・千代田)が大手証券や地方銀行から資金拠出を受け、「要注意先」に分類される債権などを銀行から購入。6%程度の利回りを目指す。
 ファンドは1年後をメドに国内の機関投資家から200億円の資金を集める計画。
(引用終わり)


銀行ローン債権を買い取るファンドは国内でもすでにたくさんあり、特に珍しいものではないように思われるところ、国内初という見出しの記事となっております。記事を見る限り、どの点が国内初と言えるのかが不明のようにもみえます。

また、本件ファンドが買取り対象としている要注意先企業については、金融庁の監督指針において、銀行がコンサルティング機能を発揮して経営改善や事業再生を図るべきこととされており、銀行がバランスシートから今後どんどん切り離していくという環境でもないといえ、ファンドのニーズがそもそもあるのか、といった指摘もあがりそうです。

記事では、ファンドの投資家として大手証券や地方銀行が挙げられていますが、具体的にどういった顔ぶれが投資するのかも注目のあるところといえます。
posted by kinyu-bengoshi at 15:27| 日記
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