2014年03月12日

地銀の貸出金利息減

「地銀の貸出金利息4%減 国内頼み、収益厳しく」(日本経済新聞2014.3.11)

(記事一部引用)
 地方銀行の本業の収益悪化が進んでいる。2013年4〜12月期の貸出金から得られる利息収入は平均で4%減った。海外融資を増やすなどした3メガ銀で2.4%増えたのとは対照的で、国内頼みの地銀各行の収益の厳しさが改めて浮き彫りになった。人口減少の進展に伴う経営環境の悪化が避けられず、再編も含めた新たなビジネスモデル作りが急務だ。
(引用終わり)


銀行の調達(預金)金利にはおのずと下限(0%)があるので、貸出金利の低下が利ザヤ収益の悪化に直結しやすい状況となっているといえます。

日銀による貸出資金供給の拡充や官民ファンドなど様々な形での公的資金の投入等によりマネーがあふれ、官民入り乱れての国内案件のパイの奪い合いの様相と呈している状況が浮かび上がっているといえます。

こうした状況は、地銀の統合再編を志向する政府当局(「金融庁、地銀に再編促す 「統合を」長官が異例の言及」(日本経済新聞2014.1.25))の意図する方向に沿ったものとみることもできますが、地銀が体力を消耗して淘汰再編に向かう一方で、官製金融がそれに取って代わるようでは何の意味もないではないかとの民間の恨み節も聞こえてきそうです。
posted by kinyu-bengoshi at 18:38| 日記
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