2013年10月10日

【金融円滑化法】2013.4〜9企業倒産

「4〜9月の企業倒産、9%減の5505件 22年ぶり低水準 商工リサーチ」(2013.10.8日本経済新聞)

(記事引用)
 民間調査会社の東京商工リサーチが8日発表した全国企業倒産状況によると、4〜9月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上、銀行取引停止処分などを含む)は前年同期比9%減の5505件だった。年度上半期としては5年連続減少し、1991年度上半期(5244件)以来、22年ぶりの低水準となった。中小企業金融円滑化法の適用期限が3月末に終わったあとも政府の政策対応などで中小企業向けの貸し出しが増加。企業による返済計画の変更要請に金融機関が柔軟に対応していることも倒産減少に影響しているという。
 負債総額は1%減の1兆7990億4500万円だった。上半期としては過去20年間では最少となった。負債総額が10億円以上の大型倒産が90年度上半期以来の少なさだったことも影響した。業種別では10業種のうち建設、製造、卸売り、小売りなど8業種で減少した。
 9月の倒産件数は前年同月比12%減の820件。9月としては1990年(531件)以来の低水準となった。一方、負債総額は9%増の1902億200万円。負債総額100億円以上の大型倒産が今年最多の5件あったことが響いた。
(引用終わり)


2013年上半期(4〜9月)の倒産件数は、前年同期比9%減の大幅減とあったようです。
業種別にみると、TSRのプレスリリースによれば、減少件数546件のうち、建設業の減少件数が311件と全体の57%を占めており、倒産件数減少の大部分は建設業で説明がつきそうです。それに続く減少件数は、卸売業69件、不動産業56件、製造業51件なので、建設業の要因の大きさがわかります。
金融円滑化法に基づくリスケを受けた企業の倒産件数は250件と前年比倍増したようです。

金融円滑化法終了の影響や事業再生などにつきましては、弊事務所HPの中小企業金融円滑化法事業再生Q&A 金融機関取引の基本 事業再生・倒産編なども適宜ご参照いただければと思います。
posted by kinyu-bengoshi at 10:59| 日記
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