2013年04月10日

【金融円滑化法】2012年度企業倒産

「倒産が21年ぶり低水準 12年度、円滑化法効果で」(日本経済新聞2013.4.8)

(記事一部引用)
 東京商工リサーチが8日発表した2012年度の企業倒産件数は、前年度比7.7%減の1万1719件だった。中小企業金融円滑化法の効果で倒産が抑えられ、件数ベースでは21年ぶりの低水準だった。ただ同法の期限が切れた今年度は、事業改善が進まない企業の倒産が増える可能性がある。12年度の全国企業倒産状況によると、負債総額は23%減の3兆757億円だった。件数と負債総額はいずれも4年連続で減少した。
(引用終わり)


同社プレスリリースによれば、倒産件数減少要因として、中小企業金融円滑化法やセーフティネット保証(5号)などの資金繰り支援効果をあげています。もっとも、円滑化法に基づく貸付条件変更後の倒産は年度累計で303件と前年度(174件)の1.7倍となり、特に2013年3月は調査開始以来最多の38件となったようです。時期別に見ると、上半期(4-9月)が前年比43.3%増(83→119件)に対し、下半期(10-3月)が同102.1%増(91→184件)となり、年度後半にかけて増勢が目立ち、金融支援効果が薄らいできたことをうかがわせるとしています。
金融円滑化法終了も今のところ大きな混乱は見られずソフトランディングが図られたように見えますが、今後倒産件数にどのように影響してくるかが注目されます。

金融円滑化法終了の影響や事業再生などにつきましては、弊事務所HPの中小企業金融円滑化法事業再生Q&A 金融機関取引の基本 事業再生・倒産編なども適宜ご参照いただければと思います。
posted by kinyu-bengoshi at 13:11| 日記
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